最終話
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 ――それからどうなったか。

 三ヶ月会社を休職し、職場に復帰。

 だが、数ヶ月後会社を辞めた。

 自信がなかった。

 でもプライドはあった。

 だから辞めた。

 壊れきっていたから。

 ようやく最近また仕事する気になり始めた。

 自信はない。

 自信がある奴なんてそうはいないだろう。

 なら今の俺は特別ダメっぽいわけではない。

 この温まったさが気に入ってあれやこれやと言い訳して仕事に就こうとするのは避けて来たけどな。

 てことはニートか?

 好きに嘲るがいいさ。

 ようやくプライドも捨てることが出来たから。

 考えてみれば本気で死のうとしたんだ。

 これからの人生を立て直すに今捨てられ無いものなんてあるわけがない。

 それに一度しかない人生だ。

 もう何か小さいことにとらわれるのはやめてどうどうと生きていく。

 俺にも夢はある。

 一つは叶えた。

 プログラマになること。

 でもそれは、プログラマになることが夢であって、プログラマとして働くことは夢ではなかった。

 もう一つの夢は小説家になること。

 もうずっと忘れていたけど入院しているときにぽつりと口からでたのさ。

「俺、小説家になりたい」

 それを聞いた母は、なればいいといったんだ。

 たわいもない一言だが俺には違った。

 それまで必死にやってきたのがばからしくなった。

 でも夢は取り戻せた。

 もう死のうとはしないよ。

 心配してくれて有り難う……。

 終わり

 

 

 

あとがき

 最後まで読んでくださってありがとうございました。

 そしてお疲れ様です。

 この物語を書き始めて8ヶ月。

 書き始めた切っ掛けは、ネット友達に私の自伝が読みたいとリクエストがあったからです。

 正直、過去を振り返るのはつらかったし、これを後悔するのも躊躇いました。

 でも書いて救われました。

 楽しんで頂けたなら幸いです。

 是非、他の作品も読んで下さい。

 ではこれからも宜しくお願い致します。

 by夜月日陰

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2007/04/08(日)